ランバンのモードテイストハット
男らしさの象徴であるフェドーラを洒脱にかぶる
文 荻山 尚
フェルトハットをフェドーラと呼ぶ。この名称は、1882年にパリで
上演された「フェドーラ」という劇で女主人公フェドーラ役に扮した
サラ・ベルナールが好んでかぶった帽子にちなむ。彼女は男性的な
装いを好み、特にフェルトハットは欠かせない存在だったという。
つまり、みんなが男らしいと思ってる帽子を、そう広めたのは
女性だったのだ。とまれ、このフェドーラをかぶれば男らしく
見えるのは事実。私もそう見られたい。そして、かぶるのならば
最高峰のものが欲しいと自然と思う。イタリアの”ボルサリーノ”や
英国の”ジェームズ ロック”にも心惹かれるが、私は”ランバン”を選ぶ。
いわずもがな、1889年にフォーブル・サントノーレで帽子店として
”ランバン”の輝かしい歴史はスタートしているのだ。これで男らしく、
モードならではの洒脱感も漂わせたい。
ラビットハット 34,650円 LANVIN COLLECTION
何年被っても型崩れせず、飽きのこない完成度の高い形。
ツィード×シープスキンハンチング 21,000円 LANVIN COLLECTION
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